日本語教師の現実 |
||
良い求人情報の見分け方いい職場かどうかというのは、結局のところ、働いてみなければ分かりません。しかしながら、求人情報を掲載することになった学校側の事情を推測することで、求人情報をいい職場かどうかの判断材料に利用することも可能です。
そのために、まずは、自分の働きたい地域の求人情報を1年以上見ておくと良いです。それで、給料の相場と就職に必要な条件が分かりますし、次のような職場に気付くこともできます。 他より高い給与を払う職場は優秀な教師を集めたい職場
給与の高い職場は人気があるため、おのずと優秀な教師が集まり、優秀な教師しか残れません。
採用を得るため、契約を延長するためには、当然、他の先生との競争も発生しますが、それも日本語教師として大きく成長するチャンスでもあります。金銭面だけでなく、知識や刺激の面でも魅力的なので、単純に給料で職場を評価するのも、正しい方法です。
毎年教師を募集している職場は何か問題のある職場
毎年教師を募集している職場は、毎年教師が辞めていく職場のはずです。教師が辞めていくには何らかの問題があると推測できるので、この職場に大きな期待はできません。
頻繁に教師を募集している職場は大きな問題のある職場
頻繁に教師を募集している場合、採用した教師がすぐに辞めていくか、教師が全く集まらないほど評判の悪い職場と推測できます。
最悪、給料不払いなどの問題も考えられるので、魅力的な条件があっても、極力避けた方が賢明かもしれません。
それでも就職を希望する場合は、インターネットなどで徹底的に調べた方が無難です。
数年間で初めて募集をかけた職場は良い可能性大
離職率の低い職場は、多くの場合良い職場です。しばらく求人情報を見ていて、初めて目にした職場があったら、検討してみると良いかも知れません。
教室数拡大はチャンス
教室数を拡大する職場は、良い教育が行なわれている可能性も高いです。仕事は忙しいでしょうが、教師として成長するチャンスでもあります。
採用試験で模擬授業を行なわせる職場は良い職場
職場によって、採用で重視するポイントも当然異なります。
模擬授業を行なわせるのであれば、当然指導力を重視している職場と考えることができます。
面接を行なうのであれば、人柄を重視している職場と考えることができます。
逆に、模擬授業も面接も行なわないのであれば、誰でも大差ないと考えている、もしくは教師を評価できる人材がいない可能性があります。
模擬授業は採用側にも非常に負担がかかることなので、必要以上に障害と考える必要はありません。 好条件の職場を得る裏技裏技は、文字通り正攻法ではありません。条件の良い職場が旨く見つかる可能性もあれば、全く無意味な場合もあります。
正攻法はキャリアアップ
採用や給与の条件として問われるのは、「学歴」「専攻」「日本語教育経験」「420時間講座終了」「検定試験合格」「外国語能力」「社会人経験」などです。募集要項には「または」と書かれていても、「かつ」の方が評価が高いのは当然なので、できるところからキャリアアップしていくと良いです。
取りあえず問い合わせてみる
給与の高い職場は、たいてい募集要項も厳しいものです。しかし、全ての条件を満たしていなくても、他に優れたものがあれば、面接などの次のステップに進めることもあるので、取り敢えず問い合わせてみると良いです。
また、採用の絶対条件ではなくても、「男の先生が欲しかった」とか「日本の企業で働いた経験がある先生が欲しかった」のような意外なことが評価されていた場合もあるので、勝手に結論を出すのは早いです。 もちろん、明らかに知識も経験も乏しい教師からのアピールは、採用担当者にとって迷惑なので止めましょう。基本はキャリアアップです。 学会や勉強会に参加して他の日本語教師と交流する
条件の良い大学や学校は、なかなか人が辞めないため、めったに募集もかけません。しかし、そのような環境で働いている先生と交流をもっておくと、学校が広く募集をかける前にその情報が手に入りますし、場合によっては、自分をそこに紹介してもらえることもあります。知識も人脈も広げておいて損はありません。
特に海外では、書類でしか判断できない日本にいる日本人よりも、直接面接等ができる現地にいる日本人の方が、採用担当者に好まれる傾向があるように思います。 |
||
|
-日本語教師の教案- -ボランティア日本語教室- Copyright(c)2008 U-biq All rights reserved. | ||